ドクスメ耳寄りニュース

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本邦初!原典全訳版『アヴェスタ』 ゾロアスター教の聖典

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またまた、スゴい本が入荷しました。

ゾロアスター教」は、ご存知の方は多いと思いますが、西アジアで創始し、ユダヤ教キリスト教イスラム教、仏教に多大な影響を与えた世界最古の創唱宗教聖典「アヴェスタ」の日本初の原典全訳版!
聖書のような文章の書き方で教えが書かれている聖典で、箱入りの上下段の本で、圧巻の約650ページ!

これは…、いわゆる、タテ糸の読書や、智慧の「本質」、「法則性」の根源中の根源が、この1冊で読めるということですね。

◆『アヴェスタ』とは
そのゾロアスター教聖典が古代のイラン語であるアヴェスタ語によって書かれた『アヴェスタ』である。それは神々への賛歌・詩頌、祈禱書、祭儀書など、多数のテキストから構成され、もともとは口伝で伝えられてきたものと考えられている。この中でもとくに重視されるのは「ガーサー」と呼ばれるゾロアスターの言葉で、古アヴェスタ語の韻文で書かれ、『アヴェスタ』の最古層に属している。
『アヴェスタ』全般の内容を概観すると、善神アフラ・マズダーと邪神アンラ・マニユの対立を軸とした二元論的宇宙観を基軸としていて、信仰者には善思・善語・善行の三つの徳の実践を求め、世界の終末には救世主が現れると説く。
 アヴェスタ語は言語学的にはインド・ヨーロッパ語族のインド・イラン語派に属し、インドのヴェーダ語(サンスクリットの古形)と関係が深い。ヴェーダ語で書かれた古代インド(バラモン教)の聖典リグ・ヴェーダ』は内容的にも『アヴェスタ』と類似点が多く、このことも古来注目されている。

◆目次より
第Ⅰ部 ガーサーと「七章のヤスナ」……『アヴェスタ』全体の基礎となる神々への賛歌、詩頌。古アヴェスタ語で書かれている
第Ⅱ部 ヤスナ……神々への賛歌、詩頌など
第Ⅲ部 ウィスプラド……さまざまな祈禱句
第Ⅳ部 ウィーデーウダード……除魔法や信者の戒律を説く
第Ⅴ部 ヤシュト……神々への賛歌
第Ⅵ部 小アヴェスタ……祈禱、賛歌などの小テキストの集成

なるほど、世界最古の創唱宗教の教えは、そういう教えなのかと勉強になりますが、より詳しく知りたいという方は、出版元の国書刊行会さんがnoteに、どんなに凄い本かを熱く書かれてますので、ご興味ある方は、以下のページからお読みください。

※出版社「国書刊行会」noteページ

【ウルトラ弩級の宗教系大古典の全訳、ついに刊行!】『原典完訳 アヴェスタ』(野田恵剛訳)を刊行します|国書刊行会|note


1万円くらいする本なのに、なんと発売してすぐに増刷になっているようです…。
古典を勉強していれば、いつかは教えの〝大元〟を読みたくなりますからね。
そういう意味では、志高い読書家の方には待望の1冊と言えます。

心ある方、そして、挑戦したいという方は、

この日本初の全訳本発売のタイミングで是非!

◆『原典完訳 アヴェスタ ゾロアスター教聖典
¥9,680(税込)
ご注文は、こちら↓

原典完訳 アヴェスタ ゾロアスター教の聖典 - 読書のすすめ

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