ドクスメ耳寄りニュース

読書のすすめに新入荷の一押し本やイベントなどをお知らせさせていただくページです。

残り限定25冊!ドクスメでしか手に入らない名著『仏教ヨーガ入門』

f:id:dokusume:20201105160516j:plain

 

読書のすすめにて、想像を超えた人気の『生きた仏教』(現在は絶版)の
実践編とも言える、『生きた仏教』著者、飯島貫実氏のもう一つの名著
『仏教ヨーガ入門』。

 

書名の「仏教ヨーガ」の由来は、詳しくは以下のこの本の〝本質〟をズバリと
表わしている前書きをお読みいただきたいですが、体と心とは本来切り離せない
「一者」であるという、大事な原理を把握したインドの「ヨーガ道」と、

心の道である「仏教」を掛け合わせた、今までにない入門書となっています。

 

心と体は表裏一体。
どちらかだけではなく、「心と体」のどちらも相乗的に強くする

〝真の秘訣〟がこの中に!

今ある店頭分が売り切れてしまったら、この本も絶版

になってしますので、最後のチャンスをお見逃しなく!!

 

人間の肉体と精神とは、一枚の紙の表と裏とのように離すことが出来ない存在です。体が弱まれば必ず心が弱まり、心が弱まれば必ず体が弱まります。宗教者の努力に拘らず、さして人心が改まらず、医学者の努力に拘らず、さして、病者が減らないのは、人間の体と心の関係を的確に知らないからです。宗教者が心を治してやっても体の悪習慣が改まぬかぎり、吸引紙のインキが裏側に滲みだすように、体の悪習慣が心を崩してしまいます。同様、医者が体を治してやっても心の悪習慣が改まぬかぎり、その心が体に滲みでて、またもとの病体になってしまいます。宗教者が体のことを考えずに心を治そうとしたり、医者が心のことを考えずに体を治そうとするのは、火事の原因を取締らずに消防車ばかりふやしている愚かさとよく似ているのですが、このことに気づいている人は未だ極めて少ないようです。

 

人間は人間であって、肉体でも、また精神でもありません。この世界に、表だけの紙、裏だけの紙などというものは在りえないように、肉体だけの人間、精神だけの人間などというものはどこにもいません。それなのに、肉体だけを治す、精神だけを治すという看板が出ているのは摩訶不思議なことです。表のない紙を売りますという看板がもしあったとしたら頭をかしげねばなりますまい。体と心は、本来鳥の両翼なのです。一方の翼が働かなければ片方の翼をどんなに動かしても飛べるものではありません。両方の翼で十キロ飛んだのだから、片方の翼ならば5キロ飛べると早合点してはなりません。両翼が同時に働いて相互に補い合ってこそ飛べるのです。これを、「相乗の原理」と私は呼んでいますが、人間の体と心とは実にその原理の上に立っています。―中略―体と心とは本来「一者」であって「関係」でではないのです。この大事な原理を把握したのがインドのヨーガ道ですが、それを完成したのが釈尊の仏教です。それを私は「身心道」と呼んでいるのです。」

 

「仏教は本来「身心双全の道」なのですが、それを誤解して、一般宗教なみに単に「心道」と思いこんだ先師がたが少なくありません。それが今日の仏教停滞の大きな原因であり、大衆のために貢献しえない理由だと思います。この小著は、その長い間の誤解をただし、仏教本来の身心道を回復しようと念願したものです。題して「仏教ヨーガ」と言いましたのは、「仏教」としただけでは通念上、「心の道」と思いこまれますので、「ヨーガ」の語をつけくわえて「身心道」の感じを表現しようとしたものです。

「この書は、入門の本ですが、現代生活に悩む人々に新しい解決法を与えると確信しています。家族の問題、病気の問題、仕事の問題、芸術の問題、ひろくは、政治、社会、平和の行き詰まりまでも解決する基本原理を提唱するものです。」 前書きより

 

残り25冊限定!売り切れたら絶版

◆『仏教ヨーガ入門』のご注文はこちらから↓

仏教ヨーガ入門 - 読書のすすめ

 

<目次より>
・真実求道体得の書
Ⅰ「身心道」の樹立
釈迦牟尼仏の真実
二 肉体と精神一体の原理
三 医学と宗教の反省
四 人間革命の規範「身心道」
Ⅱ「体の健康四つの条件」
一 体の健康法の必然性
二 呼吸法の四つの条件
三 食事道の四つの条件
四 皮膚道の四つの条件
五 整体道の四つの条件
Ⅲ「心の健康四つの条件」
一 心の健康法の必然性
二 解脱道の四つの条件
三 唯心道の四つの条件
四 愛行道の四つの条件
五 修行道の四つの条件