昭和53年に出版された本で、長らく絶版になっていて、古書でもほとんど
入手ができず、幻の名著を、ドクスメレーベルの第5弾として、清水店長
の声がけで、『食えなんだら食うな』も復刊していただいた、出版社
「ごま書房新社」様に復刊していただくことになり、一般書店に先駆け
本日夕方に先行入荷しました!
※ありがたいことに、沢山のご予約をいただき、先行入荷分の200冊が、
現時点で、残り半分の100冊になっていますので、早く読みたいという
方は、お早めにご注文ください。
(すでにご予約いただいている皆さまには、明日発送させていただきます
ので、もう少々お待ちください。)
実際に、『悩みは消える!』を読まれた方からもお問い合わせを
いただいていたのですが、復刊が実現する運びとなりました。
『食えなんだら食うな』と同じく、今こそ読みたいタテ糸の本物名著本
をお見逃しなく!
◆『覚悟はよいか』 朝比奈宗源著
本日2月16日先行入荷しました!
※一般書店の発売は、3月上旬頃予定
特別に横田管長にお書きいただいた復刊にあたっての前書き
の一部だけご紹介します。
「この一冊が、私の人生を決めた」、そう言っても過言ではない。
であった。十四歳の私は、この本を貪り読んだ。常に座右に置いて何度も何度も
繰り返し読んだ。四十年以上経つ今でもその内容を忘れることはない。
縁はなかった。ただ満二歳の時に祖父の死に遭って、死とは何か、大きな疑問
を抱いた。小学生の頃に同級生の死にも遭って、更に死は、抜き差しならぬ
問題となった。死とは何か、死んでどうなるか、解決を求めて書物を読み漁り、
お寺や教会に通ったりした。
その中で禅寺で坐禅をし、禅の「老師」と呼ばれる方の謦咳に接して、ここに
死を解決する道があると直感した。その直感を書物で裏付けしてくれたのが、
この『覚悟はよいか』であった。」復刊にあたってのまえがきより
横田管長が、死とは何かの問題に直面し、悩みに悩んで手にして
光を見出した運命の1冊を、皆さまもお見逃しなく!
<目次より>
『覚悟はよいか』復刊にあたって 横田南嶺
わが心の遍歴
偏屈を俗に臍曲がりという 善知識
死んでも死なぬ 生死事大
暗黙の了解 嘘
突然〝柝〟が鳴った 修行
自由きわまりない禅世界 仏心の信心
煩悩のまま 仏心の生活
生命の原点
夢幻の命から 困る
はじめて声に出して 母
囚われの心 軽妙心