ドクスメ耳寄りニュース

読書のすすめに新入荷の一押し本やイベントなどをお知らせさせていただくページです。

ドクスメレーベル第7弾『人間ざかりは百五歳』が、予定より早く入荷しました。

読書のすすめプロデュースのドクスメレーベル第7弾!
 
44年前の1979年に、ドクスメレーベル第1弾
『食えなんだら食うな』と同じシリーズ本として山手書房
という出版社から出版されていた幻の名著
『人間ざかりは百五歳』が、この度
半世紀の時を超えて復活しました。
 
 清水寺貫主を務めた高僧・大西良慶和上と、
文化勲章を受章した彫刻家・平櫛田中氏、
一世紀を生きた二人がそれぞれの人生観を提示する。
 
不安、孤独、虚しさ。生きることの苦しみにとらわれたとき、
たくましく生き抜く身の処し方を示す一冊が、
現代に復刊。
 
2023年最後の12月の成幸読書にも決定
したのですが、なんと!
 
読書のすすめプロデュースの復刊本として、特別に
一般書店の発売の12月13日より少し早く本日入荷しました。
気になる方はご注文お待ちしています。
清水店長も、改めて読み直しながら、刺激を受けている今こそ必読の書。
年末にかけての1冊として是非ともおすすめの本物名著を是非!
 
予定より早く入荷しました!
ドクスメレーベル第7弾
成幸読書2023年12月号選定本
『人間ざかりは百五歳』
ご注文はこちらから↓
<目次より>
やっぱり「いま」が最高やなーー大西良慶百五歳
■長寿 
わが身可愛さ、生きること百歳。まだまだ可愛く百五歳。
自分が可愛くなければ、長命なんて面倒なもの。
■日々好日
花は咲き鳥は啼き虫は這い、すべて「いま」に満足している。
良慶百五歳。やっぱり「いま」が最高やな。
■仏縁 
人間の智恵に立つと世は苦。菩薩の智恵にたかめられると極楽。
なにごとも仏のおみちびきのままに。
■平等 
人の仕事は役者のようなもの。カツラの形で役割が違う。
カタキ同士が楽屋で仲良く一服。みんな平等。
■我 
人はつねに人の足らざるところを探している。自分で褒めずに誰が褒める。
我愛のつよいのも愛嬌のうち。
■智恵 
人間おおむね「漸機漸智」。近道を考えると大怪我をする。
頓智」にはやらず、ゆっくりゆっくり。
■老病死 
年をとったらすべてが難儀。難儀をかかえて生きている。
せめて口だけでも、達者に達者に。
わしがやらねばだれがやるーー平櫛田中百八歳
■我が道 
人間いたずらに多事、人生いたずらに年をとる。いまやらねばいつできる。
わしがやらねばだれがやる。
■一処不住 
こだわるな、こだわるな。人間本来、住むところなし。
どこに住んでも心は一つ。仕事ができればそれでよい。
■人間苦 
悲しいときには泣くがよい。辛いときにも泣くがよい。
涙流して耐えねばならぬ。不幸がやがて薬になる。
■勲章 
胸にぶらさげるのは一つ。わしがもらってわしが懸ける。
わしのものでもまわりのおかげ。感謝感謝。
■師 
わからなくても困る。わかりすぎても困る。百を越えても青二才。
勉強勉強、人生すべて「師」。
■難中之難 
七十、八十は鼻たれ小僧、男ざかりは百から百から。
わしらの人生、これからこれから。